夏、終わった?ひょっとして。
いやいや、騙されないよ、きっとまた暑くなるんでしょ?
と思いながら、
気付けば八月も終盤。
宿題がない大人でよかった。
あちらへこちらへ、ぼつぼつ、
ハイジのツアーにも向かい、
終演後、汗びっしょりの衣装を楽屋口から外へ出し、
洗濯用洗剤のCMみたいにずらっと並べて干して、
またすぐ仕舞って、
次の公演地へ移動。
…なんてことが出来ていたのも、
天気が良かったから。
今度の週末はどうだろう?
那須野が原と下田で公演です。
先週の土曜日は、兵庫県芦屋市でした。
私が小学校入学直前まで、五年足らずの間だったけど、
暮らした土地。
卒園した幼稚園のすぐ側のホール。
目の前には芦屋川。
北を見れば六甲山。
胸が痛くなるほど、懐かしい風景。
足がくたびれるほど、造りのややこしい会館。
上がったり下がったり、
迷ったり。
出とちるんじゃないかとどきどき。
幼稚園時代の友人は、残念ながら仕事の都合がつかず、
本番は来てもらえなかったけれど、
前夜、三宮(神戸)で一緒にご飯を食べ、
当日は、彼女の代わりに、
二十二歳になる娘とそのお友達が、見に来てくれました。
長い付き合い、というのは、
自分の意志だけでどうにかなるものでもなく、
なんだか、なるべくしてなった、としか、
言えないもの。
不思議なもの。
有り難い、大事なもの。
公演を終え、バスで夜通し走り、
早朝五時に新宿着。
帰宅してベッドに倒れ込み、
目覚めたのが日曜午後一。
まあ大変。
中学の同期会が八年ぶりに開かれる、
その開始時刻。
急ごうにも急げない。
無理。
三時間の宴会の終わるまでには行こうと、
緩い決意。
家を出る前に、代表幹事オーノ君にメール。
「慌てないで来て」と、
いつもながら優しい返信。
三時半に渋谷の会場に着くと、
なんだか様子が予想と違い、
確認してみると、十三時スタートではなく、
「三時」スタートだったと分かり、
慌てないで、と言われた訳だと納得。
中へ入れば、懐かしい顔…
のような、初めての顔のような、
四十路の集団。
地元の公立小中学校育ちなれば、
長ければ四十年、短くても三十年前から知ってる人たち。
一緒に缶蹴りしたり、馬跳びしたり、
団子になって遊んでた「元コドモ」。
配られた冊子を開いては、
「こんなちっさい字、読めないよ〜!」と、
みんなで老眼自慢。
壇上に上がり挨拶なさる先生に野次を飛ばし、
「あのセンセー、可愛い子や色っぽい子ばっか贔屓してたよね」、
などと、
恨みごとを言ってみたり。
まあ、よく、笑った。
みんな笑ってた。
平坦な道を歩いた人なんか、多分、
誰も居ない。
それぞれが、それぞれに、
山越え谷越え、荒波にも揉まれ、
ここまでやって来た。
やっと、来た。
まだまだ続く。
変わったけれど、変わってない。
ともだち。
いいも悪いもなく、ともだち。
にんげん。
幹事チームの皆さん、ありがとう。
いい時間でした!
「そうなの、芝居をやってるの?
それでどうなの、あなた、上手いの?」
レイコ先生にきかれました。
先生、私ね、下手っぴなの。
上手く出来ることなんか、芝居に限らず、
なんにも無いの。
でも、ワタシだから。
私はワタシにしかなれないし、
ワタシ以外にもなりたくないの。
ワタシでいいの。
タワシじゃないよ!




先日久し振りに舞台を拝見して思ったことは、先輩のお芝居は観ていて安心感があるんです。
変な表現かもしれませんが、観ていて気分が良くなるんですよ。
本当に「THE 女優」です。カッコイイです。
でもきっと長いこと芝居をやっていると、自分の中で色々な思いがあるのも当然ですよね。
しかし・・・。
面白い質問をしますね〜、レイコ先生。
例え先輩がタワシになったとしても、私は先輩を尊敬し続けますよ。
m(_ _;)m